センター長の藤田です。ゆざわ-Biz史上「最年少」の相談者である、山田中学校の生徒さんたちによるYAMAChuコーポレーションさんの取り組みのご紹介です。
地元の事業者さんなどとコラボし、キーマカレーやまんじゅうなどを次々と商品化。中学生ながら意欲的に「商売」を行っています。ゆざわ-Bizは、昨年からYAMAChuさんの活動を積極的に支援していますが、中学時代に「商品はどのように生まれ、どのように販売されるのか」を身をもって体験し、勉強するのは非常にいいことだと思います。
YAMAChuコーポレーションでは、これまでイベントなどで商品を販売していましたが、このコロナ禍でイベントもなかなか開催できず、「どうやって商品を売ればいいか」との相談をいただいていました。
ゆざわ-Bizでは当初、ネット上での物販を考えましたが、YAMAChuさんはあくまでも模擬会社であり、学校側としてもECサイト運営は厳しいことから、「地元の事業者と連携してふるさと納税に出品してはどうか?」と提案しました。ふるさと納税は近年、ショップモール系のほか、大手航空系のECサイトも事業に乗り出し、消費者の中ではなかば「ネットショップ感覚」で「面白い返礼品」を探している人たちが多く、マーケティングとして使えることが多くあります。
また、キーマカレーには「ご飯」がつきものです。YAMAChuコーポレーションでは「鈴木又五郎商店さんとコラボしたい!」とのことで、同じくゆざわ-Bizに相談にいらっしゃる同社をおつなぎしました。
YAMAChuコーポレーション単独ではふるさと納税制度への事業者登録はできないため、商品化したキーマカレーに、鈴木又五郎商店さんが扱う秋田県の人気の新品種米「サキホコレ」や、同社で商品化した「HAPA RICE」のレトルトを組み合わせ、ふるさと納税の返礼品としてこの度出品が決まりしました。
中学生がプロデュースした「勝ち飯」と題し、高校受験を乗り切るアイテムとして商品化。今回、受験後に「桜咲く」となった人たちにも食べてもらえるよう、同社と一緒に考え、「桜咲く!サキホコレと中学生カレーの勝ち飯セット」と名付けました。
3月上旬には、湯沢市が登録する各ふるさと納税のサイトに情報がアップされる予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
週末は雪もやみ、そろそろ気温が上がり始めるそうです。それではみなさん、気温差による体調の変化には気を付けて、よい週末を!