稲川中学校で「モノを売る」をテーマに講演しました
センター長の藤田です。本日は相談の合間をぬって、稲川中学校で講演をしました。テーマは「どうやってモノを売るか」です。
稲川中学校では総合的な学習の時間に、iNAゼミと称して、商品の開発や実際の販売などを生徒さんが行っています。地域の人たちが約20年前から稲川中学校の受験生に贈ってきた縁起物を、「合格3点セット」として商品化しました。内容は、滑り止めがついた川連漆器のお箸で、その名も「すべらない合格箸」。全国的にも有名な稲庭うどんからは「するする入るうどん」。そして「落ちないりんご」で知られる駒形からは、加工したりんごチップスの「おまもりんご」です。これら3つを合わせて「夢かなエールギフト」と名付け、販売を始めました。
今回は、この商品をどうやって売っていくかや、商品としてどのようなアクセントをつければいいかなどを、実際のゆざわ-Bizの相談事例などを参考にしながら、お話させていただきました(かなり「実践的」なアドバイスをさせていただきました。結構売れそうだと思うので!)。
中学生の時から、こうした「モノの売りかた(そしてモノを売る大変さ)」を実体験として学ぶのは、本当にいいことだと思います。湯沢市内の他の学校では、ゆざわ-Bizにもよく相談に来られますが、山田中学校が模擬会社「YAMAChuコーポレーション」を作り、稲川中学校と同様の活動をしています。「商品を開発する」「売る」というプロセスは将来とても役に立つ経験なので、こうした教育をどんどん取り入れていってもらいたいなと思っています。そして、将来、皆さんが大人になって湯沢市で創業する際に、私がお手伝いできれば最高な話です。
それではみなさん、よい週末を!