センター長の藤田です。本日は、小野にお店を構えている漢方小町堂薬心さんがいらっしゃいました。私、漢方に関して漠然としか知識がなかったのですが、聞いて結構びっくりなことが多く、色々と勉強になりました。
小町堂薬心さんで取り扱っている漢方は製薬会社さんが販売している漢方なんですが、私が日頃見るドラッグストアの漢方とは全然違うんです。いわゆる漢方にも、使う材料によって金額的には「松・竹・梅」的なものがあって、日ごろ私たちがドラッグストアや処方箋で見かけるものは、いわば「梅」クラス。
「松」クラスはどんなものかというと、高価なものになると、牛黄(ゴオウ・牛の胆石)なんかは「金」より高いそうです。こうした高価で効能が高い漢方は、製薬会社も通常のドラッグストアには出しておらず、小町堂薬心さんのような、漢方専門店にしかおろしていないので、結果的にこうしたお店でしか手に入りません。
こうした漢方は、西洋医学での治療で限界がある症状でも、効果が高いとされ、日々来店されるお客さんに、店主の金さんがひとつひとつ症状をヒアリングしながら、「漢方のカウンセリング」をしながらその人と症状にあった漢方をお薦めしているそうです。いわば、「駆け込み寺」的な存在で、中には、人づての紹介で、遠くは福島や、東京のほうからもお客さんがやってくるとのことでした。
そんな奥が深い漢方。今日は、こうした小町堂薬心さんでおいているような漢方を求める人たちが、どのような人たちで、購買までにどのような行動を起こすのか、そうした人たちの目にとまるような情報の発信の仕方はどのようなものなのかをお話させていただきました。今後の展開が楽しみです!