センター長の藤田です。今年はこれまでのセンター試験から大学入学共通テストに移行した初年度。私が大学を受験したのは・・・もうかれこれ23年前です。私もセンター試験を受験しましたが、事実上受験シーズンの入口にあたり、一発目の本番といっていいほどで、2日間は非常に緊張したのを覚えています。またこの時期はこれから高校の一般入試も本格シーズンとなり、まさに受験シーズンの開幕にあたります。
もちろん試験にあたっては、コンディションを整えたうえで自分の努力を信じればいいだけの話なんですが、このシーズンになるとどうしても験を担ぎたくなる方も多いと思います。私もそうでした。これって本人の性格によるとは思いますが、本人はもちろん、受験生をもつ家族の方々も、その努力を間近で知っているからこそ「最後は神頼み」でも頼れるものには頼りたいという気持ちになるのだと思います。この季節、受験シーズンの験担ぎに関連した商品は「話題もの」ととらえられがちですが、実際に消費者のニーズはありますし、求めている人がいるのであれば、そのニーズに対応したそうした商品やサービスは地域にとって非常に重要だと感じています。
そして、ゆざわ-Bizにいらっしゃる相談事業者の方々のなかにも、そうした地域のニーズにこたえているところもあるので、ここでは少しまとめてみたいと思います。随時商品やサービスが増えればこのコラムの中で更新していくので、皆さん、ブックマークでも付けておいていただければありがたいです。
(1)日本料理「福富」 弁財天オードブル
「もうすぐ100年」料亭の福富さん。「福」に「富」なんて、もう名前からして縁起がよさそうですね。そして、お店のマスコットは「七福神」。今年は新型コロナウイルスの影響により、来店客が減少する一方で「巣ごもり消費」は顕在。オードブルなどテイクアウトはニーズがあるというお話をさせていただいていたなかで、験担ぎオードブルのご提案させていただきました。相談からわずか数日でこのクオリティー(写真)までもってこられた福富さんの、そのスピード感と料亭ならではの「業」はさすがとしか言えません。
商品名は、直球勝負で七福神の中でも学問の女神ともいわれる「弁財天」。このオードブルの中でも私が個人的にも好きなのは「華麗に勝つ(カレーにカツ)」と「成績うなぎのぼり」。ダジャレといったらそれまでですが、こうしたメニューのネーミングで、少しでもこのオードブルを囲む家族の方々が、緊張から解放され、団らんを楽しんでくれたらなという想いもあります。
日本料理福富 0183-73-2337
(2)富谷商店 最高の夜食麺
次は、富谷商店さんのプライベートブランドの新商品で、おなかに優しいふんわりたまごの温そうめんです。
受験シーズンの最後の追い込みでは、夜遅くまで勉強する生徒も多いはず。そんな中、夜食って実は重要で「食べすぎると眠くなるし、食べないと頭が働かなくなる」というちょうどいいラインのものが求められます。
その点、この温そうめんは、おなかにはもたれず適度に空腹を満たしてくれるちょうどいいサイズ感です。なぜそういいきれるかというと・・・。私自身、この温そうめんは昼に愛食しているからです。
胸を張って言えることではありませんが、私は昼ご飯をあまり食べません。なぜかというと、私の体の構造上(体質上??)昼ご飯を食べると13:00からの相談業務でたまに頭の回転が遅くなるときがあり、頭をクリアにして午後一番の相談に臨みたいという気持ちもあって、昼ご飯は少なめにしています。ただし、食べないと、逆に頭が全く回らないのも事実。そこで、昼にあれこれトライしてみたのですが、最終的に富谷商店さんのこの夜食麺にいきつきました。
小腹がすいたときの夜食麺なんですが、スープは比内鶏仕立てと本格派です。しかもそうめんってお腹には優しいのに、カップってほとんど売っていないんですよね。きっと、受験生の人たちの夜の強い味方になるだろうと思います。
富谷商店 0183-73-1038