センター長の藤田です。本日の河北新報の社会面に、この冬の雪害の影響により、秋田県南でアンテナ破損が多発しているという記事が大きく掲載され、記事の中でスミタニ電機さんがその破損状況や原因などについてお話しています。河北新報はご存じの方も多いと思いますが、東北6県をカバーするブロック紙で、本社は仙台にあり、読者の半数以上は雪が少ない「太平洋側」にいます。こうしたエリアの読者には、日本海側の豪雪地帯で起こる今回のようなこうした被害は実はあまり把握されておらず、今回の豪雪の被害や状況を知ってもらうにはちょうどいい記事でした。
記事の中にもあるように、インターネットの普及で情報はどこからでも収集できる時代にはなりましたが、高齢化が進むエリアでは、テレビから収集できる情報はまだまだ必要不可欠で、ある意味「生命線」でもあります。そんなライフラインに近い情報収集ツールが今回の雪害により使えないというのは、人によっては危機的状況に陥るケースもあります。
こうした社会に必要なサービスは、地元のことをよく知る地元の業者が一番提供しやすく、以前ブログでも紹介したように、スミタニ電機さんとはこのアンテナ破損の話をしながらいち早く「アンテナ修理119番」というサービスを組んだという経緯があります。
スミタニ電機さんはいわゆる「まちの電気屋さん」です。近年は家電量販店に押されている電気店も多いとは思いますが、スミタニ電機さんが今回提供しているような小回りの利いたサービスは家電量販店では難しく、まさに「まちの電気屋さん」ならではのサービスで地域には必要不可欠な存在だといえます。こうした需要のあるサービスをいち早く消費者に対して「見える化」をして情報の発信を行うことをお手伝いをしていくというのも、我々に課された重要な使命だと思っています。