女性の働き方と女性活躍についての1日
センター長の藤田です。本日は相談の合間を縫って、湯沢市役所の女性職員の「ワークライフバランス」についての研修会にちょこっとだけ参加し、午後は「女性活躍について」という視点から秋田県知事と県民の意見交換会に呼ばれて参加してきました。
湯沢市役所で行われた女性職員の研修会に関しては、元東京都庁の職員で、現在女性公務員向けの研修会などを企画されている松元さんに講師を務めていただきました。私が定期的に、ゆざわ-Bizと同じビズモデル型の支援をしている東京都のくにたちビジネスサポートセンター(くにビズ)で非常勤のアドバイザーをしており、くにビズに相談にいらしゃる事業者さんです。こうした全国に広がるビズモデル同士の横のつながりで、湯沢市役所の職員の方に研修材料という形で還元できることは非常に喜ばしいことだと思います。
「男女共同参画」など地域の女性活躍を応援・推進する自治体職員の方々にとっても、もちろん仕事をする際の「ワークライフバランス」は大事です。本日は、結構見落とされがちな、でも全国各地で男女共同参画や女性の活躍を推進するうえで非常に重要な「働く『女性公務員』にとってのワークライフバランス」という視点で、2つのグループに分かれて松元さんのオンラインでのプログラムを受講していただきました。松元さん自体が広域自治体の職員だったことから、研修会では「公務員ならではの」視点から話が盛り上がっていました。
午後は、知事と県民との意見交換会に参加してきました。参加されたのは、湯沢雄勝郡で活躍する女性経営者です。ゆざわ-Bizによく相談にいらっしゃる稲庭うどん小川さんの小川選子専務や、訪問看護ステーションを開業した高橋真美さんなどが参加し、事業の取り組みや成功の秘訣、起業する人たちへのメッセージなどを佐竹知事の前で発信し、意見交換をしました。
私からは、①湯沢市に来て実感したのが、女性の創業検討者が非常に多く、起業に限らず女性経営者の相談が多いこと②「創業」という視点では、もう少しライトな感覚で身近に挑戦できる雰囲気が必要ではないかということ③事業相談にのっている立場として感じる湯沢雄勝郡の魅力などをお話させていただきました。
意見交換会はかなり盛り上がり、県南で活躍される女性経営者の現場の声を聞くことができ、佐竹知事も「非常にいい機会だった」と大満足な様子でした。