センター長の藤田です。本日は「クラウドファンディング成功の法則」のセミナーにご参加いただきありがとうございました。
今月はもう一回ウェビナーを開催します。次回8月26日(木)10:00から開催するウェビナーのテーマは「インターンシップ」です。「中小企業にとって、インターンシップってあんまり関係ないでしょ?」と思っているあなた。そんなことないんです。今回のテーマに選定した「実践型インターンシップ」はまさに「ヒト・モノ・カネ」が不足しがちな中小事業者にとって非常に使えるプログラムなんです。
実践型インターンシップは、よくある就業体験型のインターンシップと異なり、豊富な社員や従業員を持たない経営者が、普段「やってみたい」「挑戦したい」と思っていることを学生と一緒にチャレンジしていくような取り組みです。
ネット発信や、集客UPのための取り組みなど、日々経営者として「チャレンジしてみたいけれど、自分ひとりの知識とノウハウだけではちょっと難しい」と思っている方、ゆざわ-Bizの相談で「何をやればいいのかは明確になったけど、自分で手を動かすとなると、普段の業務で精いっぱいでなかなか前に進まない」という方。そんな経営者の方にぴったりなのが実践型インターンシップです。
通常の就業体験型のインターンシップだと、期間が1週間など短いものが多いですが、新たな事業の方向性につながるこのプログラムは、1か月半から半年というある程度長い期間で、経営者と二人三脚でじっくりと目標に向かって進んでいくのが特徴です。
なぜ私が今回の実践型インターンシップをお薦めするかというと、私自身、ベトナムで日本法人の経営者をしていた時に、日本からこの実践型インターンシップの派遣を受け入れていて、事業を進めていくうえで非常に良いなと思ったからです。当時、社内に日本人は私しかおらず、社員はすべて現地の方でした。その中で、日系企業向けの営業ツールの作成やマーケティングを行いたいと思っていたのですが、なかなか私一人では時間をさけず、実践型インターンシップで来ていた学生と一緒に、長期間にわたって一緒に事業遂行した体験があります。
今回、この実践型インターンシップの講師を務めるのは、今年3月まで湯沢市地域おこし協力隊に所属していた豊留侑莉佳さんです。豊留さんは、地域おこし協力隊時代、実践型インターンシップ推進をはじめ、コミュニティ成型型創業支援などを担当していました。協力隊卒業後も湯沢市で暮らし、インターンシップや地域おこし協力隊制度を活用した事業支援を続けています。実践型インターンシップとはそもそもどのようなプログラムなのか、これまでにどのような実績があるのかを分かりやすく説明してもらいますので、ぜひ皆さんふるってご参加ください。