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農業をデザインすることの重要性

センター長日記 今日の相談者

センター長の藤田です。本日の相談者さんは、株式会社FIELDFACTさん。農業デザイナーの半田晋さんがそれまで行っていた事業「LIBERAL」を昨年11月に法人成りさせて誕生した会社です。FIELDFACTさん、そして代表の半田晋さん(写真右)のモットーは「産業をブランディングする」こと。その中で、農業をはじめとした「一次産業」のブランディングに重きを置いています。「地元でつくる最高の食材や商品を、正当な金額で市場に評価してもらい、付加価値を生み出していきたい」という半田さんの熱い想いから、農産物や6次産業化で生み出される商品をパッケージなどのデザインを通してブランディングをしていく会社です。

この日は、法人設立から約半年がたったのをうけ、今年度の新たなチャレンジや取り組みに向けたご相談。設立からの事業も順調そうで、本日もいい意見交換ができたのではないかなと思います。

農業をはじめとした一次産業は、その「見せ方」で商品価値が変わったりします。かたや、私の印象では、湯沢市に限らず「農業大国」である秋田県内でこうした「一次産業のデザイン」を専業にする人たちは少ないように思えます。今後、秋田県内の経済を支える一次産業を持続可能なものにするためには、FIELDFACTさんが行っているような事業内容は非常に重要な位置づけになるのではと感じています。

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