相談事例

鈴木又五郎商店【メディアへの発信で流れを変える】

株式会社 鈴木又五郎商店 様
メディアへの登場により、事業の流れが変わる場合が多くあります。
創業150年の老舗の米問屋が挑戦したのは、新しい商品「HAPA RICE(ハパライス)」。玄米と白米をミックスした「気軽に炊ける健康食」をどのように売っていったらいいのかを一からお手伝いさせていただきました。創業7代目の鈴木アヒナ麻由さんは、その経歴も面白く、こうした本人の経歴も併せてどのようにメディア露出をしていくかということをゆざわ-Bizで綿密に練って、商品そのものの販売力を本人のメディア露出とともに強化していきました。
ハパライスの知名度が徐々に上がるにつれ、販売先も広がり、売れ行きも向上しました。

抱えていた悩み・課題
ゆざわ-Bizへの相談のきっかけ

鈴木又五郎商店【メディアへの発信で流れを変える】
鈴木又五郎商店さんの7代目・鈴木アヒナ麻由さんがゆざわ-Bizに訪れたのは2020年1月。同社で約1か月ほど前にリリースした新商品「HAPA RICE(ハパライス)」についての販路拡大と売上アップのご相談でいらっしゃいました。鈴木さんからは、ハパライスについて「ネットショップでも発信しているのだが、知名度がまだなく、売れ行きがそこまで良くないので、どのように売っていけばいいか」という相談でした。

ゆざわ-Bizからの提案

鈴木又五郎商店【メディアへの発信で流れを変える】
ハパライスの商品の最大の特長はなんといっても、「玄米と白米のミックス米」。話をじっくりと聞いてみると、実はこうした商品はありそうでないことが判明しました。その理由は、玄米と白米で「炊く時間が違う」から。
玄米食に興味はあるものの、独特の匂いと食感が苦手な消費者も多く、こうした消費者が玄米食にチャレンジするために自宅で自分で白米と玄米を混ぜて炊くというシチュエーションが、料理レシピサイトで多く記載されていました。しかしその多くが「おすすめしない」「失敗した」というフレーズ。これはまさに「炊く時間が違う」からというのが理由でした。そこを創業150年を超える米問屋の同社は、独自の配合で白米と玄米の炊飯時間を一緒にし、「家庭で気軽に炊けるもの」として商品化をしました。
ゆざわ-Bizでは、鈴木さんとの初回の相談を通して、ターゲットを「玄米独特の匂いや食感が苦手だが、健康食としての玄米食に興味がある消費者」とすれば、その入り口としてハパライスはかなりウケると確信しました。
商品の開発コンセプトは満点。あとは、このコンセプトをどのように消費者に周知していくかという問題さえ解決すれば、第一関門は突破でした。
ゆざわ-Bizで提案したのは、「プレスリリース」。新聞などのメディアも、世の中すべての情報を網羅しているわけではなく、絶えず番組や記事になる「ネタ」は探しています。このプレスリリースはこうしたメディアのニュースの「ネタ」になるもので、積極的に発信することで、ニュース素材になる場合が多くあります。
ゆざわ-Bizでは、同社のプレスリリースを作成する際、商品自体の面白さはもちろん、7代目の鈴木さんの海外での経歴など、その「異色さ」にもスポットを当てました。
当時のゆざわ-Bizが描いた戦略としては、商品と人をセットでメディアに登場させることができれば、社会的認知度が上がり、商品自体にもともと市場の需要があるので、商談につながりやすいし、アプローチもしやすい。次第に取扱店舗が増えるにつれ、販売量も増加する。というものでした。

提案後の成果

鈴木又五郎商店【メディアへの発信で流れを変える】
プレスリリースの発信により、地元新聞(秋田魁新報)に掲載されたほか、テレビではAKT秋田テレビの特集からはじまり、NHK秋田の放送にも登場。日経MJ新聞や日本食料新聞への掲載を通じて、ヤフーニュースにも掲載されました。
商品の認知度が上がっていくのと同時に、「どこの店頭に置くか」をゆざわ-Bizとの相談で決めていき、鈴木さんご本人にアプローチしてもらった結果、当初地元で1店舗だった取扱店が拡大し、秋田市内の大手百貨店の食品コーナーに商品が置かれるなど販路が拡大しました。
また、ネットニュースなどを通じて商品が全国的にも認知されて、自社のネットショップも以前に比べてオーダーが伸びるという効果も出ています。

【鈴木又五郎商店】
住所:湯沢市大町1-2-26
電話:0183−73−5131
ホームページ:http://kanemata-suzuki.com/index.html
ネットショップ(HAPA RICE):https://kanemata.shop-pro.jp/
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