相談事例

レストランびいどろ【「対話」を通して強みにかえる】

レストランびいどろ 様
一見弱みと思えるところも、考え方や見方によってはお店のオリジナリティーであり、強みに変わります。湯沢市で約40年続く老舗の大衆レストラン「びいどろ」では、古いお座敷スペースの見方を変え、利用の仕方も変えて「親子連れで来られる店」として「強み」へと変化させました。こうした発想の転換は、ゆざわ-Bizでの相談の中の「対話」を通して生まれました。

抱えていた悩み・課題
ゆざわ-Bizへの相談のきっかけ

レストランびいどろ【「対話」を通して強みにかえる】
湯沢市民にこよなく愛されている創業約40年の「レストランびいどろ」がゆざわ-Bizに最初に訪れたのは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令中の2020年4月下旬でした。店舗への来客が極端に減る中で「なんとかして売上げの回復を」というのが相談の内容でした。また、創業2代目となる同店の葛西英樹さんの中では、売上げの回復と同時に、今後のレストランの方向性についても重要な課題でした。葛西さんは、都内のイタリアレストランなどで修行した後、湯沢市にもどり、びいどろの厨房に入りました。葛西さんご本人としては「ナポリタン」や「鉄板焼きチーズオムライス」など創業時から続く父親の作った伝統の味を守りたいという想いもある一方、「今時のおしゃれなメニューや店舗づくりもしたほうがいいのでは」という葛藤もあったそうです。ただし、お話をする中で、葛西さんの中で一貫してぶれないところがありました。それは「味を守りながら、家族が楽しめる大衆レストランでありたい」という点です。それと同時に、「お座敷スペースが古くて今の家族連れがくるには少し変えたほうがいいのかどうか」という悩みも仰っていました。

ゆざわ-Bizからの提案

レストランびいどろ【「対話」を通して強みにかえる】
ゆざわ-Bizから提案したのは、この「弱み」ととらえられているお座敷の一部を子供が遊べるキッズスペースとして活用することで、「家族が長居できるレストラン」にするというアイディアです。小さい子供を持つ家族は、ゆっくりと食事を楽しむ際、子どもが眠くなっても寝かせておけるよう、あえてお座敷のお店を選ぶケースが多くあります。また、首都圏ではこうした子連れの家族でも長居できるよう子供が簡単に遊べる「キッズスペース」を作っているお店も多くあります。しかし、湯沢市内や近隣ではあまりそうしたお店がないと感じ、逆にお座敷を活用して「キッズスペース」のような空間をつくることができれば、お店の集客にとっての武器になるのではないかと考えました。
「キッズスペース」のつくりこみにあたっては、大掛かりな改修は全く行いませんでした。行ったのは、子どもが遊べるマットを敷き、本やボールなど「子供が遊べるもの」をそろえる作業です。びいどろのキッズスペースには、葛西さんのアイディアで、室内ブランコや絵本、ブロックなど、簡単なものだけれども、子どもたちが夢中になれそうなものを置きました。また、離乳食を食べている子どもを連れてくる家族もいるだろうと、離乳食を温める電子レンジや調乳ポットも置きました。そして、最後は「机でお絵描き」のサービスです。ただ単に画用紙とクレヨンをテーブルに置いただけのサービスですが、子どもは絵を描くときは作業に没頭するので、食事を待っている時間や、家族が食べている時間にはうってつけです。

提案後の成果

レストランびいどろ【「対話」を通して強みにかえる】
このキッズスペースは土日限定で家族連れに活用してもらうようにしたところ、びいどろに家族連れの笑顔が戻りました。土日の昼間には、小さい子供を持つ家族連れのお客さんが、こぞって座敷のスペースにあがり、食事を楽しんでいる風景をよく見かけます。コロナ禍で集客が厳しかった時期を乗り越え、コロナの影響があったときと比較すると売り上げは3倍となり、前年と比べてもお店の売上げは1.5倍になりました。一見すると「弱み」と思える部分も、「強み」にしてお店の売りにすることが一番効果的な手法です。こうしたアイディアや発想の転換は、ゆざわ-Bizだけではもちろんできるはずもなく、相談にいらっしゃった事業者の皆さんとの「対話」を通してアイディアを膨らませ、実現していきます。
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