相談事例
中野木工【世の中のトレンドに沿った支援。「SDGs」を意識】
中野木工 様
ゆざわ-Bizでは、世の中のトレンドも意識した事業者支援も行っています。近年、非常にキーワードとして頻繁にあがるのが「SDGs」や「サステナブル」。
抱えていた悩み・課題
ゆざわ-Bizへの相談のきっかけ
木材加工会社の中野木工さんは、中野挽物製作所としても活動しており、子ども向けの「ちいさいないす」や天然木で作ったボールペンなど、環境にやさしいぬくもりのある商品を作るのが特徴です。ある日ゆざわ-Bizに「子供向けの椅子を顧客に送る際、必ず捨てられてしまう段ボールを梱包して商品を発送するのに疑問を感じている」と相談に訪れました。
ゆざわ-Bizからの提案
ゆざわ-Bizでは以前から、お茶の卸をしている同じ湯沢市内の富谷商店さんの蔵に眠る今は使用していない茶箱の再利用方法を考えていました。蔵の中の茶箱は、防湿効果があり、頑丈であることから昔は重宝されたものの、今は配送方法がかわりほとんど使われる機会がありません。状態は古いものの、まだしっかりと使え、なおかつレトロ感もあるこの大量に眠っている茶箱を利用方法を考えていた際に、中野木工さんの話があり、早速「段ボールのかわりに富谷商店さんで眠っている茶箱を梱包箱にしてみたらどうか」と提案しました。
茶箱は梱包する必要がなく、そのまま送り箱として使用できるため、子供用の椅子を発送する際はわざわざ段ボールで梱包する必要はありません。また、茶箱は防湿性が高く頑丈という特徴があり、また中野木工さんが製作する子供用の椅子にとって、ちょうどテーブルがわりもなるというメリットがありました。
茶箱は梱包する必要がなく、そのまま送り箱として使用できるため、子供用の椅子を発送する際はわざわざ段ボールで梱包する必要はありません。また、茶箱は防湿性が高く頑丈という特徴があり、また中野木工さんが製作する子供用の椅子にとって、ちょうどテーブルがわりもなるというメリットがありました。
提案後の成果
こうしてできた茶箱に子供用の椅子をつめた商品は現在、湯沢市のふるさと納税の返礼品として登録されています。
中野木工さんで、意匠は昔ながらの茶箱の雰囲気をそのまま残し、和紙で補修して表面は塗装をほどこしているので、子供用のテーブルとしても利用できるようにしています。また、返礼品として一緒に、幼児の離乳食にもなる、稲庭うどんを細かくして食べやすくした「卯の花麺」も同梱するなど、返礼品としての工夫も施し、湯沢市のPRに一役買っています。
中野木工さんで、意匠は昔ながらの茶箱の雰囲気をそのまま残し、和紙で補修して表面は塗装をほどこしているので、子供用のテーブルとしても利用できるようにしています。また、返礼品として一緒に、幼児の離乳食にもなる、稲庭うどんを細かくして食べやすくした「卯の花麺」も同梱するなど、返礼品としての工夫も施し、湯沢市のPRに一役買っています。