相談事例

日本料理福富【老舗料亭が生み出したアイディア勝負「和のサンドイッチ」】

日本料理福富 様
ゆざわ-Bizでは、メニュー開発のお手伝いもしています。創業95年の老舗の料亭「日本料理福富」さんは、4代目にあたる小川祐美子さんを中心に家族で新メニューを積極的に開発。「敷居が高い」という印象が強い料亭が、女性でも気軽に使えるお店へと変貌をとげました。今回は料亭としては「あっと驚く」新しいテイクアウトメニューで新規顧客にアプローチをする取り組みをしました。

抱えていた悩み・課題
ゆざわ-Bizへの相談のきっかけ

日本料理福富【老舗料亭が生み出したアイディア勝負「和のサンドイッチ」】
同店では、2020年以降新型コロナウイルスによる影響で消費者の「巣ごもり」が続くなか、大人数での会食需要が減少する一方、テイクアウトは堅調でした。そんななか、同店の主力のお客さんでもある女性にターゲットを置いて、「女性が気軽に楽しめるテイクアウトメニューで何かいいアイディアはないか」と相談に訪れました。

ゆざわ-Bizからの提案

日本料理福富【老舗料亭が生み出したアイディア勝負「和のサンドイッチ」】
福富さんと新たな目玉商品となるテイクアウトメニューを模索する中でヒントになったのは、お店で働く女性の声でした。「まかないの際はご飯ではなく、たまにはパンがいい」というスタッフの声からはじまり、最近の同店の女性客のニーズを探っていくと、「弁当にご飯ではなくパンはないか」といった声も聞かれるとのことでした。
ただし、テイクアウトのお弁当のご飯を単にパンに置き換えるだけでは面白みがなかったため、相談の中で、「料亭がつくる本格的な日本料理をサンドイッチの具としてパンに挟んでみてはどうか」というアイディアが出ました。近年、だし巻き卵など和の食材をサンドイッチの具として挟んだりするのが人気ですが、調べてみると全国的に料亭が本気で作った和のメニューをパンに挟んでサンドイッチにしているケースはほとんどありません。それに加え、福富の特徴である料理の色彩の鮮やかさも、「断面勝負」のサンドイッチとしては非常に相性がいいという特徴もありました。

提案後の成果

日本料理福富【老舗料亭が生み出したアイディア勝負「和のサンドイッチ」】
具は、鮭の麹漬とちりめん山椒や、はんぺんと明太子チーズとあおさ海苔を混ぜた和食材に、極めつけは、秋田牛のすき焼きとサキホコレの中にいぶりがっこと三関産のセリを混ぜ込んだ“おにぎり”という、本格日本料理が具に挟まった他ではお目にかかれないサンドイッチが完成しました。アイディアが出てからメニューとなるまで数週間という早さで完成した「料亭が作った和素材のサンドイッチ」は、老舗料亭のノウハウをふんだんに詰め込んだ料理とふかふかのパンの相性も抜群で、福富が強みとする女性客を中心に大反響を呼び、一時は「予約待ち」の状態にもなり、当初目標としていた新規顧客の開拓にもつながりました。
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